ウイスキーはハイボールだけじゃない

 

最近、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでよく目にする缶ウイスキーですが、

やはり主流はハイボール缶のようです。

トリスハイボール缶に角ハイボール缶、ジムビームもブラックニッカもハイボール缶があります。

そういえば、ビールもチューハイ（焼酎ハイボール）も缶で販売されていて人気がありますが、

発泡性アルコール飲料は、缶で販売すると人気が出るのでしょうか？？？

缶を開けるときの「プシュ～」という音が、

気が抜ける（リラックスできるという意味）ので、いいのかもしれませんね。

そうなってくると、現在販売されているスパークリング缶ワインもマーケティングによっては、

もっともっと人気が出るかもしれません。

ただ今回はウイスキーのお話ですので、

私の専門のワインについてのお話はここまでにしておきます。

 

ハイボールを主流に人気上昇中のウイスキーですが、

ウイスキーはハイボール（ウイスキーのソーダ割）以外に、

どのような飲み方があるのか、皆様にお伝えできれば良いなと考えています。

 

 

 

ウイスキーの飲み方

 

【ストレート】

ウイスキー本来の味わいが感じれます。

飲む温度は常温ですが、

３０度の室温に置かれたウイスキーを常温と言って飲むのには少し疑問もわきます。

やはり常温と言われるのは20℃前後ではないでしょうか。

グラスは小さなチューリップ型のテイスティンググラスや、ショットグラスを使います。

ウイスキーの量は30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらいです。

また、ウイスキーは40℃とアルコール度数が高いため、

冷えたミネラルウォーターなど、チェイサーを用意します。

 

 

【オン・ザ・ロック】

オールド・ファッションド・グラスという口が広く背の低いグラスに氷を入れ、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎます。

氷は解けにくい市販のロックアイスを使った方が良いと思います。

オン・ザ・ロックもアルコールが度数が高いので、

冷えたミネラルウォーターなど、チェイサーを用意します。

 

 

【水割り】

市販のロックアイス（氷）を満たしたグラスに、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎ、

良く冷えたミネラルウォーターをウイスキーの2～2.5倍量注ぎます。

 

 

【ソーダ割（ハイボール）】

市販のロックアイス（氷）を満たしたグラスに、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎ、

良く冷えた炭酸水（ソーダ）をウイスキーの3～4倍量注ぎます。

 

 

上の4つはよく耳にする飲み方です。

続いて、下の5つはあまり聞きなれない飲み方ではないでしょうか。

 

【トワイスアップ】

小さなチューリップ型のテイスティンググラスに、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎ、

ウイスキーと同量の常温のミネラルウォーターを注ぎます。

ウイスキーの香りが引き立つ飲み方です。

 

 

【ハーフロック】

市販のロックアイス（氷）を満たしたグラスに、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎ、

ウイスキーと同量の良く冷えたミネラルウォーターを注ぎます。

 

 

【ミスト】

クラッシュアイスで満たしたオールド・ファッションド・グラス（ロックグラス）に、

ウイスキーを30ml（1オンス・1ショット）～45mlぐらい注ぎます。

暑い時期にピッタリの飲み方の一つです。

 

 

【ウイスキーフロート】

市販の市販のロックアイス（氷）で満たしたグラスに、

ウイスキーの2～2.5倍量のミネラルウォーターをまず注ぎ、

そのあとウイスキー30ml（1オンス・1ショット）～45mlを、

マドラー（バースプーン）などを使ってフロート（水とウイスキーを二層に分ける）させます。

見た目もキレイで、飲むたびに水とまじりあい、味わいの変化が楽しめる飲み方です。

 

 

【ホットウイスキー】

耐熱用グラスに、

ウイスキー30ml（1オンス・1ショット）～45mlを注ぎ、

80℃のお湯をウイスキーの2～3倍量注ぎます。

 

※写真無し

 

 

 

ウイスキーの香り

 

ウイスキーの香りは、温度が低いと十分に立ち上がってきません。

よって、ウイスキーと氷の相性は良くないなどと言う方もいるそうです。

また、ウイスキーのアルコール度数が高い状態で香りをかぐと鼻の粘膜がやられるため、

香りを嗅ぐことが困難になります。

アルコール度数を20％ぐらいにすると香りを感知しやすくなるそうです。

よって、ウイスキーの銘産地スコットランドではトワイスアップで飲むことも多いとか、、、

ただ日本では、湿度も高く気温も高いので、良く冷やして飲む飲み方も悪いとは言い切れません。

皆様も好きな飲み方をぜひ見つけていただき、

楽しいウイスキーライフを送っていただけたら嬉しく思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。