大手ビールメーカー4社の第3のビール

 

ビールの大手メーカー4社と言えば、

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーです。

各メーカーがビールや発泡酒、第3のビールで、

限定商品などもいろいろ販売し、

お酒コーナーには多くの商品が並んでします。

お酒を飲める年齢になったり、

お酒に興味が出てきた（20歳以上の方）、

どれを飲めばいいのか迷ってしまうかもしれませんが、

まずは、お手頃に買える商品を手に取ってチャレンジして頂くのが無難です。

さてこの記事では、そんなお手頃な価格で買える第3のビールを飲み比べ、

沢山ある商品の中からどれを選ぶか、

皆さんのお手伝いが出来たらいいなと思います。

もちろん、「毎日ビールを飲みたいけど、高いからちょっと、、、」

という方の参考にもなればいいなと思っています。

 

 

 

各メーカー第3のビール主力スタンダード商品の選抜

 

今回、各メーカーの第3のビールを飲み比べるにあたって、

各メーカーの主力スタンダード商品を選びます。

どういうことかと言いますと、

同じ商品名でも、＜限定醸造＞ですとか、＜黒＞、＜ストロング＞、＜ゼロ＞などの商品は、

選ばないということです。

またプレミアム感を出したワンランク上の商品なども（私基準ですが）外しています。

なぜなら、それらは主力スタンダード商品があって生まれた商品だからだと思います。

個人的な考えで申し訳ないですが、、、

 

そうすると各メーカーから1種類づつ選べました。

 

【アサヒビールの主力スタンダード商品】

 

 

『クリアアサヒ』です。

もう一つの第3のビールの『アサヒ　ザ・リッチ』はプレミアム感を出したものなので、

選考から外しました。

『クリアアサヒ』は第3のビールの中でもリキュール（発泡性）の分類です。

 

第3のビールはリキュール（発泡性）とその他醸造酒（発泡性）の2つに分類されます。

リキュール（発泡性）は「発泡酒にその他のアルコール飲料を加えたもの」で

その他醸造酒（発泡性）は「麦や麦芽以外のものを原料としている」です。

発泡酒は麦芽を原料としているので、リキュール（発泡性）のほうがよりビールに近いですね。

 

【キリンビールの主力スタンダード商品】

 

 

『のどごし＜生＞』です。

『のどごし＜生＞』はその他醸造酒（発泡性）に分類される第3のビールです。

麦や麦芽以外のものを原料としている、ビールテイストを目指した別のお酒です。

 

同じ商品の『のどごしSTRONG』はリキュール（発泡性）の分類ですが

アルコール度数が7％とほかの第3のビールよりアルコール度数が2%も高く、

スタンダード商品とは言い難いので、選考から外しました。

『本麒麟』もリキュール（発泡性）の第3のビールですが、こちらもアルコール度数が6％と高く、

他のメーカーのプレミアムクラスと同じとし、選考外です。

 

【サッポロビールの主力スタンダード商品】

 

 

『麦とホップ』です。

分類はリキュール（発泡性）です。

『麦とホップ＜赤＞』はワンランク上の『麦とホップ』であり、

アルコール度数も6%と高い為、私的にはプレミアムクラスです。

 

【サントリーの主力スタンダード商品】

 

 

『金麦』です。

分類はリキュール（発泡性）です。

『金麦＜ゴールド・ラガー＞』は力強さを求めた、

アルコール度数が6%のプレミアムクラスとします。

 

あくまでも私基準で選んでいます。

 

第三のビールの主力スタンダード商品でキリンビールの『のどごし＜生＞』だけが、

その他醸造酒（発泡性）です。

昔は同じ分類に、サッポロビールの『ドラフト・ワン』などもあったのですが、

最近は売り場で見かけることが少なくなった気がします。

違う分類の『のどごし＜生＞』が、この飲み比べで、どう感じれるのか見ものです。

 

 

 

各ビールメーカー第3のビールの飲み比べ

 

 

それでは、実際に飲み比べていきます。

 

【アサヒビール代表『クリアアサヒ』】

 

 

原材料：発泡酒（国内製造）（麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ）、スピリッツ（大麦）

アルコール分：5%

 

麦芽とホップを使用していて、わりとビールに近い味わいでした。

クリアな味わいが爽快感とキレの良さをより感じさせてくれます。

 

【キリンビール代表『のどごし＜生＞』】

 

 

原材料：ホップ、糖類（国内製造）、大豆たんぱく、酵母エキス

アルコール分：5%

 

麦という文字が一文字もありません。もはやビールテイストを目指した別のお酒です。

やはり麦を使っていないと、ビールという感覚ではなかなか飲めず、

少し物足りない気もします。

ただ、スッキリとした味わいなので、ビールの苦みが苦手な方には良いかもしれません。

 

【サッポロビール代表『麦とホップ』】

 

 

原材料：発泡酒（国内製造）（麦芽、ホップ、大麦）、スピリッツ（大麦）

アルコール分：5%

 

麦芽やホップ、大麦を使い、一番ビールに近かった気がします。

苦みもわりとしっかりあって、「これならビールの代わりとして飲んでも良いかな」と思います。

 

【サントリー代表『金麦』】

 

 

原材料：発泡酒（国内製造）（麦芽、ホップ、糖類）、スピリッツ（小麦）

アルコール分：5%

 

小麦由来のスピリッツを使っているからでしょうか、爽やかなテイストでした。

後味もスッキリでバランスの取れた味わいです。

 

しっかりした味わい（苦みが感じれる味わい）が好きな私が、

一番好きなのはどれかと問われたら、

 

『麦とホップ』

 

を選びます。

あとは

 

『クリアアサヒ』　→　『金麦』　→　『のどごし＜生＞』

 

の順です。

 

皆様も飲み比べをして、どれが好みか見つけてみてはいかがでしょうか？

もちろん長い人生なので、お気に入りを決めず、

いろんなビール、発泡酒、第3のビールを楽しんでいただくのも素晴らしいですね。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。