白ワイン

グラン・リバド　2017

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説明

日本人の舌に相性ピッタリの白ワイン

このワイン『グラン・リバド』を造りだすワイン産地リアス・バイシャスは、

スペイン北西部にある白ワインで有名なワイン産地です。

大西洋に面し、海岸線の複雑に入り組んだ地域で、

日本で多く見られるリアス式海岸は、

この地から名付けられたといわれています。

日本のリアス式海岸では漁業が盛んにおこなわれており、

豊かな海の幸を支えているのですが、

もちろん、リアス・バイシャスも漁業が盛んで、

新鮮な海の幸を使った料理が日本と同様、とても有名なのです。

そんなリアス・バイシャスで造られる白ワインは海の幸のためにあるといえるのです。

この地の気候は大西洋の影響を強く受けています。

雨が多くて暖かい温暖湿潤気候で、

これは日本と同じ気候です。

この気候の地域では、棚仕立てと呼ばれる方法でブドウを栽培をすることが多いです。

弦を上へ伸ばし、ブドウの房を高いところからぶら下げる方法で、

地表付近に溜まる湿気からブドウを守ったり、

降った雨によって跳ねる泥からブドウを守ります。

リアス・バイシャスも、日本も、この棚仕立てでブドウを栽培しています。

日本と同じ海の幸が豊富で、

日本と同じ温暖湿潤気候で、

日本と同じ棚仕立てでのブドウ栽培。

数多くの日本との共通点から、

日本人の舌に相性ピッタリの白ワインを造りだすワイン産地なのです。

リアス・バイシャスのお手本的存在トマダ・デ・カストロ

このワイン『グラン・リバド』を造りだす生産者トマダ・デ・カストロの創業は1998年です。

ワイナリーとしては若いのですが、

ブドウ栽培に関しては、100年以上この地で続けられてきた歴史ある栽培家です。

それだけあって、畑仕事（ブドウ栽培）に最も手をかけてワインを造っています。

雨が多いこの地域ならではの、昔からの棚仕立てでブドウを栽培することで、

樹と葉の通気性を確保し、カビからの病気を防いでいます。

それでも病気の発生しやすい環境ですが、

入念な畑仕事をすることで、

薬剤の使用は最小限に抑えることができ、

健全な畑を保ち続けています。

そんな畑で栽培されたブドウから造られるこのワイン『グラン・リバド』には、

クリーンでナチュラル、そしてブドウ（アルバリーニョ種）本来の香り高さが表現されています。

広がりのある果実味、清々しい酸とミネラル感がリアス・バイシャスの海を感じさせてくれます。

まさにこの土地のお手本的存在のワインです。