一汁三菜はフルコース？？？

 

家で料理をする機会が増えてるのではないかと思います。

毎日献立を考えてくださってる方、本当にありがとうございます。

毎日毎日三食作ってらっしゃると、何を作ろうかだんだん困ってしまうのではないでしょうか？

そうやって困ってる方に、なんと！私から！！レシピを！！！

・・・教えられるほどのスキルやレシピを持ってはいません。

残念ですが、その程度の人間です。

ただ、ちょっとだけ「こんな考え方もできますよ」とお伝えすることはできます。

 

SNSなどを見てると、毎日立派なお料理を見る機会が多いです。

本当に素晴らしいなと思います。

その一方で、ニュース番組のインタビューで「毎日3食献立を考えるのが大変だ」

という声も聞く機会が多くなりました。

正直、大変だと思います。

SNSで見させていただいてる限り、

一汁三菜を意識して作られているかはわかりませんが、

それに近いお料理ばかりです。

 

ここで少しフランス料理について考えてみます。

フランス料理のフルコースは、

 

前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート

 

という構成になっています。

もちろんパンもついています。

このフルコースの構成、デザートを抜くと一汁三菜ですね。

厳密にいうと一汁三菜は主菜1品と副菜2品なので、

フランス料理のフルコースとは少し異なるかもしれませんが、

品数は一緒です。

作る手間は一緒ですね。

フランス料理では、前菜、魚料理、肉料理を作る人が違います。

スープはその中の誰かが兼務している場合が多いです。

それでも少なくとも3人はいます。

家庭で一汁三菜をやると、一人でやるわけです。

大変なことは目に見えています。

プロの料理人3人がかりで3皿作るののと同じ品数作るわけですから。

しかも3食、毎日レシピを変えて、、、

あっ！決してプロの料理人が大変でないという話ではありません。

プロの料理人はさばく客数も、メニューの多さも比べ物にはならないので、、、

それはプロの料理人と一緒に働いている私が一番わかっています。

 

話を元に戻します。

一汁三菜はとても大変です。

もう少し手数を減らしてよいのではないでしょうか。

家庭では料理だけを作ってればよいというワケではありません。

掃除、洗濯、買い物、お子様のお世話、自分の趣味、仕事へ出ないといけない場合もあります。

こんなにやることがあるのに、一汁三菜までやっている時間はどう考えてもありません。

そこで私は一汁一菜をお勧めいたします。

 

 

 

一汁一菜の良さ

 

一汁一菜は粗食と言われます。

粗食と聞くと「質素な」という少しマイナスイメージを受けるかもしれません。

昔であればそうだったかもしれません。

しかし、今の世の中、食の欧米化や食べすぎによる栄養の摂りすぎで、

健康に良くないとも言われています。

一汁一菜ぐらいでちょうど良いでしょう。

 

また、こんなメリットもあります。

一汁三菜より二品減るので、献立を考える時間が減ります。

もちろん作る手間も省け、さらに時間が減ります。

使う調理機材や食器も減るので洗い物をする時間も減ります。

時間の大幅な節約ができるのです。

 

さらには、

2品減ることで、使う食材が減り、食費の節約にもなります。

料理時間が減りガス代、電気代も減ります。

洗い物が減って水道代も減ります。

お金の節約にもなります。

 

お金も節約でき、時間も増えたら、やりたいことやれますよね。

そうすれば心にゆとりができ、ストレスも軽減できるのではないでしょうか？

 

心も体も健康になれそうです。

 

 

 

一汁いっぱい

 

「食費の節約だ！！！」といって、食材を減らしすぎ、

栄養失調になってしまうことだけは避けてください。

それを回避するために、もう一つ提案をいたします。

汁物にいっぱいの具材を入れてください。

例えば野菜沢山の味噌汁です。

 

 

野菜も一杯取れるので、美容にもいいかもしれません。

（男なので美容のことは確かと言い切れませんが、、、）

食物繊維もたくさん入り、しかも汁物なので、満腹感も得られます。

野菜以外にお魚や肉などを入れれば、一汁一菜の一菜までなくてもいいかもしれません。

さらに時間とお金の節約！

まさに『一汁いっぱい』です！！！

 

 

 

一汁一杯

 

最後に、夜は晩酌としてお酒を添えて、一汁一杯にしてみてはどうでしょう？？？

一品増やすより一杯を増やすほうが、注ぐだけなので手軽ですね（笑）

お酒もなんだかんだ栄養がありますから！！！

 

 

ただ、飲み過ぎには気を付けてくださいね。

余談でした。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。